かいじゅうの森ようちえん
今日のworkshopは、音やリズムを色に置き換えました。聴覚と視覚は独立した感覚のようでいてやはり脳などを通してつながっている。そんな体感が出来たひと時でした。
下のアドレスから動画でそのひとコマを見て頂きたいです。
http://www.youtube.com/watch?v=epl-rc3jhB4(クジラの鳴き声のような不思議な音です)
マルコスさんが持ち込んだ様々な楽器を演奏し、子ども達が画用紙に絵で表現していきます。その子独自の絵の楽譜を作るような工程です。
音やリズムに合わせて、色、描き方、形など自由に表現していきます。頭が柔らかくないと出来ない工程です。クレヨン、色鉛筆、マジックを使いそれぞれの楽譜を作っていきます。
子ども達の絵の楽譜なかなかのものでしょう!同じ音、リズムを聞いていても絵に表現するとこんなにも違ってきます。
音を絵に置き換えるという作業は子どもでも戸惑います。最初は、金属色の楽器の音を聞くと、それっぽい色で描いていました。マルコスさんの表現する音は、簡単な色で表現できるものではありません。子ども達も徐々にマルコスworldに入っていき、色、形だけでなく、筆使いの速さ、濃淡など表現できる限り紙にぶつけていました。リズムで手や身体など音に合わせるように動かしながら、絵を描く様は圧巻です。
頭が固くなってはいけない。耳を開く、心を開くなど、素直な状態でないとこのような表現は難しいのだろうと思います。幼少時から、五感が繋がる回路が出来ていれば、様々な発想、行動、考えなど成長してからどんどん湧いて出るくるでしょう。将来がますます楽しみです。