今日のサウンドワークショップでは、マルコスさんがご自身で録音した様々な音をメインに聴きました。
子ども達は、普段動物園や水族館によく行っていますが、音にも耳を傾けているかというとなかなか難しそうです。イルカショーでは、イルカの鳴き声を聞くことが出来ます。今日は、イルカと同じグループに属するクジラの鳴き声を子ども達と共に聞きました。マルコスさんの話では、クジラもイルカと同じように鳴き声で言葉を交わすようです。4-5分間も違う個体のクジラが同じような鳴き声を発するようです。クジラの鳴き声は、ウシの鳴き声にも似たところもありました。
ドライアイスを水に浮かべた時に出る音や地下鉄で採った靴音など様々な音を聴きました。落ち着かなくなった子ども達に耳を澄ませてもらおうと目と口を閉じるよう指示しました。指示をして、聞こえてくる音が何色に聞こえるか聞いてみました。答えは、「黒」目を閉じて真っ暗だからでしょうか。意図を伝える努力が必要なようです。
冬毛で丸くなったスズメの群れ。スズメは一般的に臆病で、スズメがいるところには、他の鳥も安心してエサを食べにやってきます。スズメの群れが、見張り役になるからです。そんな話をしながら、スズメが警戒する様を子ども達と観察していたら、やはり例外はいるものです。何度脅かしても、飛び立たないものがいました。自然界には、例外があるという典型例でしょうか?
ちなみに子ども達には、警戒心の薄いモノは、死ぬ確率が高いことを伝えました。注意力が増しますでしょうか。ヒトの世界にも肝が据わっているヒトいるようで・・・。