今日はまさに動と静の動きの一日でした。
何をしたかというと椿の花でレイ作りです。公園にある大きな
椿の木の根元付近に落ちているツバキや木についている落ちそうな
ツバキを集めました。
ゆう君、サライは木登りが得意です。高い木にスルスル登り
次々とツバキを集めていました。きすけは、登りたいけど登れない
ので、木の下の花集めでした。まさにそれぞれが獲物を狙う
サルのように躍動感あふれていました。
さて戦利品を集めてこれからレイ作りです。
釣り糸を花の裏から通して重ねていくので集中力が必要です。一番最初
に興味を持ってくれたのが、やはり女の子のサラ子でした。サラ子がやり
だすとゆう君やきすけが段々と「やり方を教えて」と来ました。糸通しに真
剣になっているところです。
花を通し終わるとこうなります。
そして完成はこうです。きれいなレイが出来上りました。
3人の作品はこんな風です。それぞれのお母さんへのプレゼントです。
(しかし、お昼が終わるころには色が変わり見栄えが悪くなっていました。
残念!)
みんな動いて、集中してレイを作り終えたら、仲良くお昼御飯です。
今日もたくさん頂きました。
お昼が終わると探検と称して新しい場所を駆け回っていましたが、
チョウを捕まえると、3人仲良く観察です。頭をくっつけて真剣に
いろいろと話し合っていました。結論はお花を集めることでした。3人
それぞれタンポポやスミレなど集めて虫カゴに入れていました。
自然の中の五感教育。自然の中の素材は同じ季節でも、2週間も
経つと、また来年まで待たなければいけない素材もあります。まさに
旬のものを活用してこそ、その意義があります。また少人数なので
出来ることも多いのです。旬の素材は大量にあるわけではありません。
それぞれが少量づつあるのです。それらを上手く活用していくことが
腕の見せ所です。
針穴の糸通しは、難しいしつまらないものです。でも今日のように自分
の戦利品に糸を通すことは楽しく嬉しいものです。更に手先も器用になり
集中力も付きます。
いろいろな方の力を借りながら、この3人に自然の中の五感教育を
吸収して欲しいと思います。