野毛山動物園ガイドツアー
かいじゅうの森ようちえん:2月11日(祝)
「ホンモノを本気で伝える」「世界中の命が集まっている」
神保先生をお招きして、今年で4回目のガイドツアー。15組以上の親子が、休日の動物園を巡りました。
子ども達はそれぞれが、自称「動物博士」。自分が知っていることは、どんどん声をあげ、知らないことは、熱心にメモをする。自他ともに認めるわれらが小さな「動物博士」です。 「ベルグマンの法則」「収れん進化」「ブラキストン線」etc
高校・大学の講義で出てくる用語も、幼児、小学生向けでもたくさん、出てきました。神保先生のモットー「専門の話を、分かりやすく教える」。ご自身の体験をもとにリアルに教えてくれる。「全部理解してやる!」という気持ちの大人&子どもでした。神保ワールド、離れたくありません。
帰宅して再度メモを見直して、復習しました。今年で4回目なのに、新語続出。
かいじゅうでは、リーダーを中心に今日の事をまとめて、年度末に発表します。今日の事を復習するのです。知的体力が養われます。
神保先生が大切だ、特に伝えたいと思われた話をまとめました。これを今後のわれらの活動の基本として、更なるレベルアップを図っていきたいと思います。
・自然観察会は、物知り博士を作る場所ではない。モラル、マナーなど書いていないことを学ぶ場である。
・野生動物を動物園で飼育ことばかりに力を注ぐのではなく、生息地を守ること、現地を守ることにもっと力を入れたら、どうだろうか。そういうアクション、考え方が大切。
・ホンモノを本気で伝える事。動物も全部命。軽い気持ちで扱っていいものではない。愛情をもって接すること。
・なぜ?why?を大切に。子どもからの疑問をごまかさない。いつでも本気。
・例えば、ホンドタヌキも日本の固有種。生息地がどんどん失われている。アフリカのゾウ、ライオンを守るように、日本の固有種の生息地ももっと守ったらどうか。自宅の庭やベランダに植木を1本植えるだけでも大きく違ってくるはず。
かいじゅうファミリーやそのお友達、地域の方達ともっとホンモノを伝えて行けるようなコミュニティーを作っていきたいなと思いました。かいじゅうキッズもどんどん卒園して、そんな子達の学ぶ場も必要になってきています。がんばらなけば!
本日、暖かで写真のような快晴。神保さんを始め、御参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。子ども達の為にも、残せるものは残す、守るものは守れるようお力添えよろしく願い致します。
●●●かいじゅうの森ようちえん:横浜市中区の幼稚園:森のようちえん●●●
by kaijyunomori
| 2016-02-11 21:46