この寒い時期自然界は、来る春に向けて様々な準備をしています。
昆虫の卵もそのひとつです。厳しい季節を乗り越えることが出来るよう
に工夫しています。
残念ながら、何の卵かはっきりとはわかりません。調べなければなり
ません。しかし、今まで全く気にもかけなかった場所にこのように自然の
生命力を感じることが出来て、感心しました。環境教育をどのような観点
で子ども達に伝えていくのか考えなければなりません。
今月から入ったヒデ君、ナイフをうまく使いこなしています。リュックから
自然に取り出して木を削りだし、木の中で越冬している虫を探していまし
た。このように自分の身近な道具として使ってくれると嬉しいです。
聴診器!の登場です。季節的に遅いですが・・・。この時期の樹木は、
水分を地中から引き揚げていないので、木の中は音がしないはずです。
でも子どもたちは口ぐちにいろいろと聞こえた音を教えてくれました。
周囲がうるさいと肝心の音が聞こえないので、聴診器を持っている人
以外はみんな静かにしています。順番も待たなければなりません。
聴診器によって、木に対するアプローチがまたひとつ増えました。
昨日の講座の助言にあったように五感を使うよう様々な努力をしなけ
ればなりません。
最近朝の集合時間は、寒い為身体をぶつけ合ったりしながら体温を
あげています。いわゆる動の時間です。また上の写真のようなお互い
肩を寄せ合って、一つのことに集中する時間のことも考えると、動と静
がはっきりわかれ子ども達にとっても表現力が増すのではないかと
思っています。
今晩の積雪が気になります。一面雪が降り積もった朝を子ども達に
見せてあげたいです。雪が降り積もった朝は、静のひと時です。庭に
駆けだしたくなります。明日朝が楽しみです。